うつ病でもっとも注意が必要なのは自殺ですが、産後うつ病の場合には子どもへの虐待や子どもを道連れにした母子心中に発展してしまう恐れがありますから、早期に発見して治療を開始することが必要です。過去にうつ病になったことがある場合、特に産後うつ病になったことがあると、発症リスクが高まると考えられています。うつ病の既往がある場合には、産婦人科の主治医の先生にもそのことを伝えておきましょう。産後うつ病を早期に発見する方法としては、イギリスで開発された「エディンバラ産後うつ病自己調査票(EPDS)」があります。産後の1カ月検診や新生児訪問時などに実施されている信頼性の高いテストですから、チェックしてみるとよいでしょう。ただし、正確な産後うつ病の診断には精神科を受診する必要があります。テストのスコアに関わらず不安を感じる場合には、産婦人科や精神科で相談してみましょう。
UHC and primary health care recognise that health is a fundamental human right. They put people at the centre, and empower individuals, families and communities with knowledge and care to optimize their health. This requires stakeholders to work together across sectors to address the social, economic, environmental and commercial factors that influence health and wellbeing (the determinants of health). A health system strengthened through UHC and primary health care is resilient and copes better with natural disasters and emergencies.
多くの人がうつ病や不安障害にかかっています。これらの病気によって、人は悲しみ、恐れを感じ自殺を考えるようになり、仕事や人間関係、自分の生活の質にも影響が及びます。個人的な問題や金銭的、社会的あるいは健康の問題によって、うつ病や不安障害が起こります。 「Collaborative care」は、うつ病と不安障害を治療する革新的な方法です。多数の医療専門家が患者と共同し、病気の克服を助ける方法です。Collaborative careには、しばしば医師、うつ病や不安障害に対する訓練を受けたケースマネージャー、精神科医などの精神保健の専門家が関与します。ケースマネージャーは、定期的に患者と連絡を取り、医師や専門家と共に治療計画を立てます。ケースマネージャーは患者の改善を促すため、薬物治療をすすめたり、 「精神療法(?)」 への参加をすすめたりします。 Collaborative careは、多くの国々や医療システムで検証されていますが、うつ病や不安障害の人に推奨されるかはわかっていません。 このレビューでは、うつ病と不安障害に対する共同ケアをルーチンのケアや代わりとなる治療(相談‐リエゾンなど)と比較した世界中の24,308人の患者を対象にした79件のランダム化比較試験(RCT)(90件の比較を実施)を同定しました。方法に問題がある研究もありました。たとえば、患者をCollaborative careまたはルーチンケアに割り付けるのに使用した方法にはバイアスがみられたり、患者の多くがフォローアップを完了していなかったり、アウトカムについて情報がなかったりしました。ほとんどの研究は、うつ病に焦点を当てていました。そして、Collaborative careの方がルーチンケアよりうつ病を最長2年まで改善することが示されました。不安障害に対するCollaborative careの効果を検討した研究は少数でしたが、同様にCollaborative careの方がルーチンケアより不安障害を最長2年まで改善することがしめされました。Collaborative careにより、現在のガイドラインに従った薬物療法を受ける患者が増え、精神保健に関連した生活の質を改善することができます。また、Collaborative careを受けるうつ病や不安障害の患者は、治療に対する満足度がより高くなります。
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