Y子さんが、非定型うつ病を発症したのは、長女が入学した小学校の保護者会での出来事がきっかけでした。初めての保護者会ということで、自己紹介をしたのですが、極度の緊張症のY子さんは、自分の番になると顔をこわばらせ、しどろもどろになってしまったのです。恥をかいた、と思い込んだY子さんは、すっかり自信をなくし、ほかのお母さんたちと顔を合わせるのを避けるように。小学校の行事にはいっさい参加しなくなりました。そうこうするうちに外出が苦痛になり、気分も沈み込みがちになって、意味もなく不安になったり、夕闇迫るころには、なんとも表現しがたい空虚感が押し寄せてきて、涙ぐんでしまうこともあったのです。そんな中でも、食べると気分が落ち着くといって、手もとにはいつも甘いクッキーやカステラなどを置く始末。ただ、好きな韓流ドラマを見るときだけは人が変わったように、生き生きとした表情を見せるといいます。
 パニック障害は、ある日突然、動悸、呼吸困難、めまい、震えなどの激しい「パニック発作」が起こり、このまま死んでしまうのではないかという恐怖感に襲われることもあります。発作は激烈ですが、長引くことはなく、10分ほどでピークに達したかと思うと沈静化し、30分もすれば、何ごともなかったように治まります。これらの身体症状は、必ず同時に複数現れます。発作時に右の表にあげた症状のうち4つ以上が現れ、病院で検査を受けても身体に何ら異常がなければ、「パニック障割と診噺されます。そして、パニック発作は、くり返されるのが特徴。そのため、いつまた、あの恐ろしい発作に見舞われるかとビクビクし、不安感から解放されなくなります。これを「予期不安」といい、募ると、発作が起きそうだと感じる場所、例えば、電車や駅、人込みの中などに出かけられなくなります(広場恐怖)。行動が制約されるうちに、うつ状態に陥る人も多く、そのほとんどが「非定型うつ病」と見られています。
UHC and primary health care recognise that health is a fundamental human right. They put people at the centre, and empower individuals, families and communities with knowledge and care to optimize their health. This requires stakeholders to work together across sectors to address the social, economic, environmental and commercial factors that influence health and wellbeing (the determinants of health). A health system strengthened through UHC and primary health care is resilient and copes better with natural disasters and emergencies.
UHC and primary health care recognise that health is a fundamental human right. They put people at the centre, and empower individuals, families and communities with knowledge and care to optimize their health. This requires stakeholders to work together across sectors to address the social, economic, environmental and commercial factors that influence health and wellbeing (the determinants of health). A health system strengthened through UHC and primary health care is resilient and copes better with natural disasters and emergencies.
大学卒業後、現在の会社に入社しました。最初は、会社生活になかなかなじめませんでしたが、こつこつと努力を積み重ねた私の仕事ぶりは、いつのまにか認められるようになり、仕事に大きな自信が持てるようになっていきました。係長に昇格した翌年、結婚しました。すべてが順調に回転していた時期でした。しかし、周囲の期待に応えようと、日々全力投球で仕事に没頭し、以降うつ病で倒れるまで、深夜残業、休日出勤が続きました。家庭生活では、妻が近くに住む嫁姑問題が原因で、不安神経症となり、精神科に通院するようになりました。1年間程、妻はひきこもり状態になりました。悪いことは重なるもので、不況から会社の業績は急激に悪化してきました。仕事は更に激しさを増し、職場は戦場と化し、それと妻の看病、家事。私はフラフラの兵士でした。この頃、自分の精神状態がおかしいことに気づき、妻の病気の関係上、多少知識がありましたので、これは、うつ病だと思い、迷わず精神科に行きました。結果はやはりうつ病でした。医師からはしばらく会社を休むように勧められましたが、会社は、長期の休みを言い出す雰囲気ではありませんでした。また人事異動で上司が変わり、その上司との人間関係にも悩み、自分はだんだんと追い詰められていきました。ついに会社の事務所で倒れ、以降数ヶ月間会社を休み、また嫁姑との更なる関係悪化から、妻が突然、家を出て行き別居生活にはいりました。私がうつ病ではなかったら、妻と母親との間に入り別居、そして離婚という事態には至らなかったかもしれません。
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