次に、「人の為に尽くす」ということですが、そんなに大げさなことはしなくていいのです。人に親切にするのです。人に優しく接するのです。そしたら、相手は喜んでくれるかもしれません。素敵な笑顔に出会えるかもしれません。「人に尽くす」という言葉は、自己犠牲的なイメージを持たれる方がおられるかも知れませんが、「どうしたら他人に喜んでもらえるかなぁ」と考えることは、だんだんとても楽しいことになっていきます。そして何よりも私達神経質者にとって、「自分のことばかり考えている」という呪縛から逃れられるのです。自分のことばかり考えていたら、それはもういろんなことが、心配になってきて悩ませられるのは、当然です。「どうしたら他人に喜んでもらえるかなぁ」と考えることは、自己中心性を少なくし、人間関係もうまくスムーズに流れるように思います。他人に喜んでもらうということが、自分にとって最高の喜びだと感じるようになれば、こんな幸せことはありません。
ハーブとして利用されているセント・ジョーンズ・ワートは、ドイツをはじめいくつかの国では軽症のうつに対して従来の抗うつ薬より広く処方されている[203]。日本ではサプリメントとして市販されている。副作用があり、日本での治療エビデンスは希薄である[151]。臨床研究の結果は成否さまざまで、軽症から中等症のうつに対して有効でかつ従来の抗うつ薬よりも副作用が少ないとする研究がある一方で、プラセボ以上の効果は見られないとする研究もある。コクランレビューによる2008年の報告[204]によると、これまでのエビデンスからプラセボ群より優れた効果を示し、標準的な抗うつ薬と同等に効果があるが副作用は小さいことが示唆されるという。ただし重度の抑うつには効果が弱いとされるほか、同時に服用した他の薬の効果に干渉することがあるため注意が必要とされる[205]。
また、海馬の神経損傷は幼少期の心的外傷体験を持つ症例に認められるとの研究結果から、神経損傷が幼少期の体験によってもたらされ、それがうつ病発病の基礎となっているとの仮説もある。コルチゾール(cortisol) は副腎皮質ホルモンであり、ストレスによっても発散される。分泌される量によっては、血圧や血糖レベルを高め、免疫機能の低下や不妊をもたらす。また、このコルチゾールは、過剰なストレスにより多量に分泌された場合、脳の海馬を萎縮させることが、近年心的外傷後ストレス障害 (PTSD) 患者の脳のMRIなどを例として観察されている[28]。心理的ストレスを長期間受け続けるとコルチゾールの分泌により、海馬の神経細胞が破壊され、海馬が萎縮する。心的外傷後ストレス障害 (PTSD)・うつ病の患者にはその萎縮が確認される。
 うつ病の治療には「休養」、「薬物療法」、「精神療法・カウンセリング」という大きな3つの柱があります。こころの病気の治療は特別なものと考えがちですが、じつはこの治療の3本柱は身体疾患と基本的に同じです。たとえば骨折を例にとってみますとイメージしやすいかもしれません。骨が折れてしまった場合には、患部をいたわりギプスを巻いてあまり使わないようにします。これが「休養」にあたります。しかし腫れや痛みといった症状がひどい場合には、休養もしっかり取れません。そこで鎮痛剤を服用することになります。このように苦痛な症状を軽減し休養を有効に取りやすくすることによって、自然治癒力を引き出そうというのが「薬物療法」です。さて最後に骨がまた折れることがないよう、再発予防を考えます。強い骨にするために日常生活でもカルシウムを多く摂取するように心がけるなど、生活習慣上の対応を考えていくのが「精神療法・カウンセリング」にあたります。

^ ”Step 3: persistent subthreshold depressive symptoms or mild to moderate depression with inadequate response to initial interventions, and moderate and severe depression - For people with moderate or severe depression, provide a combination of antidepressant medication and a high-intensity psychological intervention (CBT or IPT).” (英国国立医療技術評価機構 2009b, Chapt.1.5.1.2)
The UK House of Lords Select Committee on Social Care Funding in England has called upon Dr Jonathan Cylus of WHO’s European Observatory on Health Systems and Policies to provide evidence and review the implications of potential revenue raising mechanisms to fund social care in England. WKC funded research was prominently featured in the discussion on the stability and sustainability of different funding mechanisms.
 パニック障害が治療対象となったのは1980年代以降です。それまで強烈な不安が、動悸や呼吸困難感とともに襲って来ることがあり、耐え難いものであることは、あまり認められていませんでした。生涯でパニック発作を経験する人は、全人口の数十%に達すると言われて居ますが、「心臓の病気かと思って病院に行ったけど、気のせいだった」などと、振り返って多くは笑い話になってしまいます。しかし、その時の不安は強烈で、なかなか制御困難であると言われています。パニックと診断されるのは少し抵抗があって、「アナライズ・ミー」というロバート・デニーロの喜劇映画がありますが、この中で「あんたは単にパニックなんだ」と軽く告知した医師に、「俺がパニックだと!」と激怒したマフィアのボスであるデニーロが襲いかかるシーンがあります。体験する本人には深刻な問題なので、丁寧に説明する必要があります。
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